肌断食という言葉は、普段美容を気にかけているあなたなら、一度は耳にしたことがあると思います。
大切なお肌に何も与えないという、お金も時間も物も節約できる究極の美容法です。

まぁ確かに、メイクがするんと落ちる様なものでお肌を洗ったら、
そりゃぁ、つっぱるわよね。
この記事に訪れているあなたは、そんな常識を覆す気持ちがあるということ!!
気になっている新しいことを始めようにも、習慣化したことは自然と手が動いてしまってなかなか変えられないもの。
本当のところ肌断食は、何かを始めるのではなくて今までやっていたことを止めるだけでいいので、超簡単にスタートできるんです。
だけど何年もやってきた常識を覆す勇気がない、だからこの記事を読んでくれているのですよね!
肌断食は、私が「自称ミニマリスト」になったきっかけとも言えます。
→ミニマルなライフスタイルはいいことずくめ。心も体も軽くなる。
あなたが肌断食を始める勇気を持つための第一歩を、私の経験談を元にお手伝いします。
何もつけない美容法〜時々ワセリン〜肌断食が向いている人、いない人
肌断食とは

肌断食とは、内側から出たものを無理に取り除かず、外からの栄養を与えず、お肌の自己再生力を引き出し、本来お肌が持つ力によってお肌を蘇らせ、自然に近い状態にもっていく美容法です。
簡単に言うと、洗顔料などを使わずにぬるま湯のみで洗顔して、素肌のまま何も塗らないだけです。
若い人がやれば肌年齢は生き生きしたまま、お姉さんがやればアンチエイジングになります。
洗顔料や美容液の類は一切つけないので、お金も時間も物も節約できる究極の美容法です。
肌断食を始める前は・・・
私自身、元々化粧っ気がないわけではありません。
自分を綺麗にするのは大好きですし、お化粧するのも大好きです。
結構派手めなお化粧も好きです。
肌断食歴3年近くなる、今でも変わらずお化粧は好きです。
ところが、美容にはあまり興味がありませんでした。。。
基本的に、800円くらいのクレンジングオイルと、1000円くらいの化粧水、乳液で過ごしてきました。
美容部員さん達に言わせれれば乾燥肌だとは言われますが、特に肌トラブルもなく30代半ばまできたと思っています。
そして、肌断食を始めて今で2年10ヶ月です。
快適すぎて、もう元の保湿美容生活には戻れません。
肌断食を始めたきっかけ
肌断食を始めたきっかけは、まさにこの一冊の本との出会いでした。
会社の昼休みに普段は行かない図書館へ行ったら、”返却ホヤホヤまだ棚に返ってません”コーナーでいろんな種類の本に紛れてこの本が無造作に並んでいたんです。
本当に読みやすく、挿絵を多く使い説明されているので、とてもわかりやすく書かれてあります。
是非、お手に取ってみてください。
「何もつけない」美肌術 牛田専一郎 (著)
まさに”引き寄せられる様に”この本を手に取って、そのまま図書館から借りて帰りました。
読んでくと、まさに目から鱗の数々なんです。
どれもシックリ、納得できる理論ばかりなのです。
今までどんな美容法を聞いても納得できなかったのは、私の根本にはナチュラル原理主義があったからなんだ!!
著者の牛田さんは、本当にお肌が繊細で弱い方に向けて書いていらっしゃいます。
私は肌トラブルがないと自負しているくらいですので、そこまで神経質にならずにすぐに実践し始めました。
肌断食の始め方
始めるのは至って簡単。
ある日突然、洗顔の後何もつけなければいいんです。
次の日いつもの様に会社に行くとなったらついついお化粧をしてしまいそうなので、お化粧をする必要のない週末を狙って、金曜日の夜から始めました。
詳しい体験談については、こちらの記事に書いています。
肌断食のメカニズム
皮膚の下の方で作られた新しい表皮は、少しずつ表面に押し出されて角質層に達します。
表面にまで上ってきた表皮は、皮膚を保湿したり、外敵から守るための2重の役割を果たす肌バリアとなります。

そんなのマジでやってらんない・・・
肌断食では、下から押し上げられてきて肌バリアの役割を終えた表皮は、乾燥して自然と剥がれ落ちていきます。
いわゆる新陳代謝です。
この新陳代謝に則って、下から押し上げられてきた細胞は同時に毛穴に詰まった汚れなども一緒に押し出してくれます。
それ故に、自力で毛穴の汚れは掃除され、毛穴が引き締まると言うわけです。
人間の皮膚は、これらを全て、自力で補えるように出来ているんです。
肌断食の期間

お肌は本来、自己再生力をもっています。
傷口が癒えたり、傷跡が消えたりするのはそのためです。
お肌が生まれ変わる周期は、健康なお肌で約28日周期と言われています。
正直なところ、一度肌断食をするともう保湿美容生活には戻れないと思います。
しかし、この周期を考えると、最初の効果を感じてもらうには最低でも28日は試しましょう。
何もつけなくて大丈夫なの?って不安な方は、まず週末の3日。
最初はお肌が少しつっぱるけど、大丈夫だなと言うことを実感してください。

この3日で断念してしまう人が、本当に多いんです・・・
これだけは言っておきます。
そしてこのたった3日で断念してしまった人は、化粧水に戻った瞬間 ”やっぱりこれだわ!お肌が潤ってる!” って思っちゃうんです。
もし28日間我慢できた人が化粧水をつけてみたとしたら、感じることは全く違うでしょう。
そして、肌断食歴2年10ヶ月の私がもう一度言います。
もう保湿美容生活には戻れない。
本当に何もつけなくて大丈夫?

大丈夫です。
ぬるま湯で洗顔をした後、少しは乾燥します。
しかし、15分もすれば自力でお肌から少しずつ脂が出てきて、お肌が潤い始めます。
手のひらでお顔を押さえて、少し温めてあげるのも効果的。
夜はそのまま寝てしまえば、なんてことはありません。
朝は、お肌が潤うまでの時間が待てなくてすぐにポイントメイクしていかなきゃ!という時もありますよんr。
そういう時は、ほんの薄〜〜く白色ワセリンを塗ればOKです。
もしくは、寝起きには少し冷たいですが、お水で(しっかり洗わずに)軽く洗ってあげると、脂を落としすぎることはありません。
ワセリンは、白色ワセリンを使いましょう。
白色ワセリンとは、無着色で純度の高いもので、敏感肌の方、アトピー性皮膚炎の方、赤ちゃんのお肌にもおすすめされています。
ワセリンの種類や選び方については、こちらの記事をどうぞ。
→ワセリンの種類と選び方ー肌断食にも一択!赤ちゃんにも使えて安心
ここで暴露しますが、私は普段からポイントメイクは必ずします!
いくら素肌だとはいえ、お化粧をすることは手放していません。
肌断食を実行する私メイク方法に関しても、こちらの記事に書いています。
まずは、やめてみてください。
肌断食は、始めるんじゃないんです。
”やめる”んです。
まだ、自分に向いていのか、続けられるのか、悩んでいる方はこちらの記事をどうぞ。
何も塗らない乾燥に耐えられない!!!って投げ出してしまったとしても、また外からいつものように栄養を与えてあげれば戻ります。
だからまず、今日クレンジングでメイクをキレイに落としたら、そのままベッドで眠りについてください。
明日の朝には、お肌のつっぱりは消えているはずです。
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