洗顔しても何もつけない肌断食歴2年10カ月の代田葉子です。
洗面所や旅行時の荷物の少なさに、我ながらうっとりします。
→ミニマルなライフスタイルはいいことずくめ。心も体も軽くなる。
基本的の夜の洗顔の後は何もつけません。
しかし、季節や、体調によってもどうしても乾燥がひどくなってしまう時があります。
また、朝軽く顔を洗ってすぐにお化粧をしなければならない時には、自力ので脂が分泌されるのを待つ時間がない場合があります。
そういった時は、ワセリンを小指の爪に引っ掻くくらい・米粒くらいの量をとり、手のひら同士を合わせてしっかりと温めて必要な部分にだけじわ〜と抑えてあげます。
その時に使うワセリンは、何を選べばいい????
4種類のワセリンの違いを解説します。
ワセリンとは
ワセリンとは、石油から得られる炭化水素類の混合物を脱色してそこから更に精製して作られる保湿剤。
皮膚の外から水分を与えることはしませんが、皮膚の表面を覆うことにより水分の蒸発を抑え、乾燥を防ぐという効果があります。
原料が石油と聞くと、お肌に塗るのを躊躇してしまうかもしれませんが、安全性保存性ともに優れており、純度により医療現場でも使われているので安心してお使いいただけると思います。
ワセリンには、次の4種類があります。
これらのワセリンは、純度(精度)によって分けられています。
黄色ワセリンが一番純度が低く、サンホワイトが一番純度が高いワセリンとなっています。
顔からだ全身に使えて、高い保湿力を発揮します。
それぞれの違いを知って、あなたに合ったワセリンを選びましょう。
黄色ワセリン
黄色ワセリンは、ワセリンの中でも一番純度が低く、安価で手に入りやすいものです。
化粧品として販売されているものですので、お肌が敏感な方はかぶれが生じることもあります。
医療品としては扱われませんのでご注意を。
お肌から水分を逃さない保湿に関しては、十分な役割を見せてしてくれます。
ワセリンと、ヴァセリンを混同している方が多いのですが、”ヴァセリン”はユニリーバ・ジャパンの商品名であり、黄色ワセリンに属します。
化粧品としての扱いです。
白色ワセリン
純度の高いワセリンで、医療用医薬品または市販薬(第3類医薬品)として扱われています。
一般的にワセリンというと白色ワセリンを指します。
黄色ワセリンよりも純度が高く、特別純度に拘らなくてもいい場合は白色ワセリンが適当とされています。
医療機関でも使用されているもので、安心して使えます。
医療品の棚で販売されています。
プロペト
白色ワセリンを更に精製して不純物を取り除いた純度が高いワセリンです。
伸びがいいのでベトつかず皮膚に薄くバリアを貼って、外気からお肌を守ってくれます。
プロペトは、以前は医師の処方箋が必要な処方薬でした。
しかし、同じ成分で尚且つ同一製剤のOTC医薬品(市販薬)【プロペトピュアベール(第3類医薬品)】
が2019年8月29日に第一三共ヘルスケアから発売されました。
敏感肌の方でも安心して使えます。
サンホワイト
白色ワセリンを精製したプロペトを更に精製した最も純度の高いワセリンが、サンホワイトです。
最も肌への刺激が少なく、乾燥生敏感肌の方や赤ちゃんのお肌にも最も安心して使うことのできるワセリンです。
最も純度が高く、他のワセリンと比べて値段も少し高価になっています。
しかし値段に関して言えば、例えば肌断食を始めようとする人が今まで使っていた基礎化粧品をやめてワセリン一筋にすると思うと痛くも痒くもない値段だと思います。
だって一度に米粒くらいの量しか使いませんから。
目の周りなどデリケートな部分にも安心して使えます。
最もソフトで伸びも良いので、薄く軽くつけることができます。
値段に対する伸びの良さを考えるとコスパは最高と言えるでしょう。
まとめ
ワセリンは純度によって段階わけされており、今回は次の4つを紹介しました。
純度の低い順に、
①黄色ワセリン
②白色ワセリン(一般的にワセリンと言えば、これ)
③プロペト
④サンホワイト
となっています。
せっかく肌断食で綺麗なお肌にリセットしている中、高価なものをつける必要はありません。
しかし、どうしても乾燥して必要になった場合はワセリンに頼りましょう。
米粒くらいの少量を手のひらでしっかり温めて、じっくり伸ばして、薄〜くつけましょう。
肌断食中でも、季節や体調によってどうしてもカサカサしてしまうこともあります。
そういう時には無理しないで、ほんの少量のワセリンに頼りましょう。
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